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株式会社BeyondPlace代表取締役の池畠です。
今回は、ビヨンドという会社が何をしている会社なのか、書きます。
まず、BeyondPlaceの今の事業は、学習塾の運営。
これにすべての力を注いできました。
開業して3年が経ちました。
3年間は続けることができていますが、目標はまずは30年。
30年残り続けられる塾か、という判断基準で運営しています。
miyauchi-ikehata.hatenablog.com
とりあえず、塾を始めた理由はいいとして、どうしてこのBeyondPlaceという会社を作ったのか、それを書きます。
個人塾を法人という形態にするには理由があります。
もちろん、税金等を考えて、という人もいるかもしれませんが、僕自身はそこはあまり興味がないです。
なぜ個人塾ではなく、法人という形態にしたのか。
それは、池畠という個人のプレイヤーが学力向上を手助けするみやうち塾と、そういう学習塾のプラットフォームである「Beyond」を、分けるためです。
まず、僕自身は、みやうち塾の塾長として、生徒全員の進捗を管理し、全員に指導させていただいています。
今後も、基本的には自分がプレイヤーとして、みやうち塾では僕の目の届く範囲で指導させていただきます。
今は本館、第二教室、別館とありますが、僕自身の教務力が成長したこともあるので、この規模がちょうどいいです。
しかし、ここから何店舗も出そう、という考えは全くないです。
BeyondPlaceという会社では、こだなか塾も運営しています。
しかし、こだなか塾はみやうち塾とは全く違う塾です。
というのも、塾というのは良くも悪くも教室長の力量で決まる。
だから、個人塾という形態は強い、と考えているからです。
これが大きくなっていき、会社の本部ができて、~マネージャーが出てきて、教室運営に口出しをする。
こうなるとどんどん弱くなっていきます。
こだなか塾はBeyondPlaceが運営はしていますが、現場にいる講師が最も生徒の力量もわかっているし、その講師が力を発揮できる形態が最も強い、と考えているから、あえて名前も変えています。
(だから、個人塾という形態は、教務に自信のある講師が塾長をやれば、実績はかなり出る、と考えています。)
しかし、個人塾の運営には大変なこともあります。
塾長が総務も経理もやらなければいけず、教務が疎かになってしまうこともあります。
集客の面でも、大手よりは知られにくいので、いい授業をしていてもなかなか気づかれない、ということもあるでしょう。
これがあるから、大手塾の力のある講師でも起業できない、というのが現状でしょうか。
そこで、この問題を解決するために作ったのが、BeyondPlaceというアプリです。
このアプリでは、教室運営効率化と、コンテンツプラットフォームとしての機能を兼ね備えています。
このアプリへの導入塾が増えることで、個人塾の集合体としての「塾」を作りたいと思っています。
そして、今は私もそのプラットフォームの1塾長として、コンテンツ(ブログだったり、動画だったり)を上げています。
今、AIやブロックチェーンやIoTといった言葉がそこら中で使われていますが、
これらの言葉に共通する本質は、「権力の分散化」
だと思っています。
これまでは大きい企業が強力な資本力を背景に市場を席巻する。
これが経済の常識でした。
しかし、IoTをはじめとした技術の進歩で、大きな資本がなくても稼げるようになった。
いや、むしろ小回りが利く方が細分化された市場に対応でき、いいサービスを提供できる、ということも増えていると思います。
その結果、テレビが独占していた放映権をyoutuberが奪っていき、新聞が持っていた役割の一部をSNSが担うようになったのでしょう。
副業が流行っていることは、構造自体が技術によって変えられ、「個の時代」が来ていることを象徴しているようです。
(別に個の時代だから起業しろ!とかを言ってるわけではありません。ただ、権力の分散化を象徴する出来事として書いただけです。)
そして、この権力の分散化は、間違いなく教育業界でも起こると思います。
(もうすでに、大手塾に勤められている先生や、学校の先生の中には、問題を感じられている人はいるかもしれませんが、、、)
僕は預言者でもなんでもありませんが、ただ、個人の塾長を動きやすくし、教務に集中できるようにするためにこのアプリ「BeyondPlace」を作りました。
塾業界に足跡を残せるサービスになれば嬉しいです。