『特選!超絶暗記法!!』などありません。

こんにちは。みやうち塾ブログ担当です。


塾の生徒たちに単語だったり、理科や社会を教えていると「暗記は嫌い」「暗記は苦手」という声がチラホラ聞こえてきます。

しかし、学校の勉強は「知っている」事が全てです。根本は暗記にあるとも言えます。


また、暗記が嫌いや苦手という人に多いのは、やり方が効率的ではない人です。なかなか成果を上げられず、つまらないと感じる人が多いみたいですね。

そこで、今回は「暗記法」について効率的とされている方法をまとめてみました。

 


暗記のゴール

暗記とはそもそもどういう事なのでしょうか。「暗記のゴール」です。

脳は、あまり使わない情報や興味のない情報は忘れるようにできています。脳が勝手に「必要のない情報」と判断するからです。逆に、脳が「必要な情報」と判断すれば忘れる事はありません。

つまり、脳に「必要な情報」と認識させる事が暗記のゴールです。ここが暗記方法全ての目的です。脳に「必要な情報」と判断させる、ということを意識しましょう。

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暗記方法大三原則

基本的かもしれませんが、結局この3つが全てだと思います。


五感を使う


「読むだけじゃなく、書きなさい」とはこのことから来ています。

他にも例えば、声に出してそれを耳で聞いたり、目立つ色にして文字を視覚で覚えたり、動作をつけて覚える事によって、脳に強い刺激を与える事ができます。色々な感覚を使って覚えましょう。

 


アウトプット(=声に出す、書く、問題を解く)を重視する


「ただ眺める」の一番マズいところはここです。アウトプットしないところです。声に出したり、問題を解くことでアウトプットを数多く繰り返しましょう。そうすることで脳に「必要な情報」と認識させる事ができます。アウトプットが大切です。

 


とにかく繰り返す


よく言われていることですね。

効率的に繰り返しましょう。私自身は、書くことよりも声に出すことをオススメしているのですが、それは効率的に繰り返す事ができるからです。1つ1つに時間をかけずに、より多くの回数を繰り返しましょう。


【慣用句暗記の例】

 

私は、中学校時代ことわざや慣用句は、アニメキャラクターで例文を作り、ノートにまとめていました。アニメキャラクターの動きを頭でイメージし易くなり、かなり覚えやすくなりました。今ですと、スマホやパソコンなどを使えば、ノートよりも効率的にこの暗記法は使えるのではないでしょうか。英単語などにも利用できると思います。

 


暗記方法を語っている動画

もっと知りたい人の為に、動画も載せておきます。オススメです。

 

youtu.be

 

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結局のところ「地道な作業」

私もひたすら楽にできる暗記方法を探していた時期はありました。かなりの数の暗記方法の本やサイトを見てきましたが、どこの著者の方も書いているのは上記の3つです。

私が辿り着いた結論は「地道な作業の繰り返し。ただ、そこで一番の差がつく。」ということです。

暗記は誰にでもできる作業でもあります。「覚えが悪いから…」という子は、単純に方法が悪かったり、繰り返しが少なかったりするだけです。

どんなに暗記が苦手な子も、友達の顔と名前は覚えてますよね。顔を見て、声を聞いて(五感)、名前を何回も呼んで(アウトプット)、何回も会っている(とにかく繰り返す)からです。

暗記が苦手は大げさな話、いないと思います。

頑張っていきましょう!!


終わり


みやうち塾ブログ担当