【アクティブラーニング】〜生徒側からの視点〜

こんにちは。みやうち塾ブログ担当です。

 

皆さん、新生活にはもう慣れてきましたでしょうか?

ぜひ前回の記事を活用した結果を聞いてみたいものです…。

(前回の記事)

【新学期】これが自己紹介の必勝法だ!!! - やあ!みやうち塾

 

 

さて、当然ではありますが今回のテーマは何かと流行りの「アクティブラーニング」についてです。(自己紹介もある意味アクティブラーニングです笑)

 

education-career.jp

 

アクティブラーニングって教育する側からの「良い」という意見はかなり多いと思います。

しかし、肝心な受ける側、生徒側の意見ってなかなか目にする事は少ないのではないでしょうか

 

ここで今回は私が大学で受講していたアクティブラーニングを取り入れていた講義から生徒として感じたことを書かせていただきます。

 

 

私のアクティブラーニングの経験

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私は大学で「リーダシップ基礎」というアクティブラーニングを取り入れた講義を受けていました。

1年間を通して様々なものを学びましたが、ここでは1つだけ分かりやすいものを挙げさせていただきます。

5〜6人のグループで「日本は移民を受け入れるべきか」という議題でディスカッションを行いました。「日本は少子高齢化が進んでいて、人材不足も言われているから移民は受け入れるべきだ」や「治安のことを考えると受け入れるべきではない」など様々な意見が出てきました。議論は白熱しておりました。

次に先生からの指示で、

「グループそれぞれの真ん中にコインを置きますので、それを持っている人しか発言してはいけません。発言が終わったら真ん中に戻してください」

というものでした。

コインは一枚しかないので、複数人が同時に発言することができなくなります。

その後さらに指示が加わり

「コインを取った人は前の人の意見を要約してから話し始めてください」

というものでした。

 

そして、一通り議論が終了し感じたことを発表することに。

出てきた意見は、

「最初は全く周りの話を聞いていなかった」「最初の時は自分の話す内容ばかり頭の中で考えていた」「コインルールを取り入れてから議論がブレなくなった」

といった最初の議論の反省点ばかりでした。

 

最初の状態の議論は白熱し、一見有意義な議論のように見えておりました。

しかし、振り返ってみると全く違う議題にすり替わっていたり、相手の意見をほとんど聞いていない等、会議における課題点を身に染みて感じることになったのです。

 

こういった経験を通して私が感じたアクティブラーニングのポイントは以下の通りです。

 

1:実戦的!

座学の授業における問題って「実戦」からかなり遠いという事ではないでしょうか。アクティブラーニングは話すことや動きを取り入れてあるので、座学より社会に出てからの動きに近いものになります。

 

2:楽しい!

ストレスとなりにくいです。座学で黙って座ったままというのは、やはり人間ストレスがかかってくると思います。少しでも動作を取り入れていくことにより、「楽しさ」が大きく変わり、前向きな姿勢で取り組めるようになります。実際、私も他の講義は出席するのが面倒くさいと感じておりましたが、アクティブラーニングの講義だけは出席するのが楽しみだった記憶があります。

 

3:実感が違う!

1と近いものがありますが、終わった後の記憶に残っている量が違います。

私自身、ノートなどに何も記録しておりませんが先述のよりに鮮明に覚えているものは多いです。

暗記の記事にも書かせていただきましたが、アウトプットが多いので記憶もしやすいです。

そして、そこから得た反省や今後への活用も座学よりも大きなものになります。

 

 

 

頑張れ、アクティブラーニング

まだまだ専門的なメリットは存在すると思いますが、受けてみて思ったことは上記の通りです。

このアクティブラーニングを通して、勉強が嫌いな人、学ぶことに興味を持っていない人が少しでも振り向いてくれたらな、と思っております。

 

 

終わり

 

みやうち塾ブログ担当